加藤幸子さんはどちらかといえば寡作の部類にはいる作家である。この場合、寡作というのはただ数が少ないということではなく、濫作をしない節度ある作家という意味だと理解してほしい。加藤さんは大学で農学を学んだと仄聞するが、それで体得した科学的な思考のエッセンスが、小説の書きかたに活用されているのかもしれない。


加藤雅啓 北隆館 平25
同定困難な植物群を植物分類学の視点から詳説する図鑑シリーズの第2弾! 一見すると川の中に生えるコケのように見えるが,実際には花も実もつける被子植物だという“珍草”カワゴケソウ。日本では九州南部の河川で6種が知られる。本書は,この珍草を世界各地で研究してきた筆者が,その集大成としてまとめた図鑑である。陸上から再び水中に戻るという特異な進化を遂げたカワゴケソウのすべてがこの1冊に詰め込まれている。

未知谷 2013年
加藤幸子さんはどちらかといえば寡作の部類にはいる作家である。この場合、寡作というのはただ数が少ないということではなく、濫作をしない節度ある作家という意味だと理解してほしい。加藤さんは大学で農学を学んだと仄聞するが、それで体得した科学的な思考のエッセンスが、小説の書きかたに活用されているのかもしれない。

菅原繁蔵 国書刊行会 平7
著者が15年にわたって採集した3万2000点の●葉の中から104科・424属・1292種を紹介。1600余葉の図版は函館博物館所蔵の原図より直接再現。

渡辺宝陽 監 四季社 平13 2冊
古来の「左訓」の手法を現代に蘇生させた傍訳全二巻。日蓮聖人の信仰の決意がおのずと胸底にしみ込む聖典御遺文『開目抄』簡訳。

土本俊和 中央公論美術出版 平23 1冊
説明:棟持柱構造は歴史的な木造建築の一典型であり、日本建築史を貫く代表的な形である。本書はこの構造を歴史的な建造物の祖形として位置づけ、理論的・建築史的・民家研究的の三つのアプローチによって、海外の木造建築を含む多角的観点と実証的な知見を提供する。

一九二五年パリ装飾美術博覧会の会場と展示館
三田村哲哉 中央公論美術出版 平22 1冊
1925年パリ現代装飾美術・工芸美術国際博覧会(アール・デコ博)は、アール・デコ様式の主要な一源泉と解釈される近代建築史上最も重要な博覧会の一つである。このアール・デコ博の会場計画に焦点を当て、主会場となったエスプラナード・デ・ザンヴァリッドにフランスの展示館が集約されるに至った計画過程と、計画段階において生じた各展示館の建築設計を規定し得る諸条件を日本の出品事情を含めて詳述した。